2019/1/19 第200回記念例会 by A山

2019/02/09 22:12 に sakurafrom360snow が投稿
新宿バイリンガルTMC発起人のA山です。私は出身は武蔵小杉、結婚後は三鷹に住んでおり、中学1年生からずっと23区内に電車通勤・通学しています。
同時に鉄道旅行好きでもあり、特に新宿発の「あずさ」「かいじ」は年に何度も乗っています。

「あずさ」に乗りながらふと思ったこと。「都内にはどこまで遠距離通勤が可能なのか?」そこで今回は、新宿に通勤する場合を想定して、調べてみました。

まずは「あずさ」「かいじ」方面。人によって許容度は違うでしょうが、仮に満員電車の通勤なら片道1時間、特急や始発駅などを利用して座れるなら2時間を許容範囲としましょう。すると、甲府・新宿間は特急で1時間56分で許容範囲! 中央線特快の場合、始発駅の高尾なら44分。座れる可能性が高いので、仮に中央特快を逃して快速だったとしても十分許容範囲。なお、中央線の四方津駅や猿橋駅(山梨県)には、JRが開発した、都内への通勤者をターゲットとした住宅を販売しており、駅から直接エレベーターで街区に行けるというもの。高尾で乗り換えて座って通勤なら2時間圏内です。他の地域にもいくつかありますが、こうした移住者向けの住宅街は、地方独特の深い近所づきあいや昔ながらの習慣があまりなく、東京生まれ・東京育ち、というような方にも比較的馴染みやすいのかもしれません。

次に南側方面。小田急線始発や新幹線利用ならなら小田原からの通勤も十分あり(小田急線利用で1時間24分)。新幹線なら熱海(1時間52分)もありです!遠そうなイメージの逗子だって、横須賀線グリーン車を利用すれば、途中までは座れて1時間15分で通勤可能。私の職場は新宿ではなく東京駅近くですが、逗子・鎌倉方面から通う人が少なからずいます。

次に北側。新幹線利用なら高崎はもちろん(1時間12分)、長野もぎりぎり2時間圏内(1時間52分)!私は一人目の子供が赤ちゃんの頃夫が長野に単身赴任でしたが、もし三鷹の保育園に落ちたら時短で長野から遠距離通勤をしようと、それはそれは真剣に考えていたことがあります(なんとか入れましたので、新幹線通勤は幻となりましたが)。この他、仙台-新宿も1時間58分。駅近に住めば通勤も不可能ではない?

最後に東側、千葉方面。始発駅の上総一ノ宮から新宿は1時間40分。木更津も同じくらいですが、千葉方面はさらに高速バスが多いのが特徴。高速バスなら終点から終点(木更津-バスタ新宿)で1時間43分。さらに茨城方面なら、つくばエクスプレスで片道1時間半です。

このように挙げてみると、新宿の通勤圏は一都三県はもちろん、北関東や甲信越、東北地方まで広がります!「でも通勤時間が長いのはちょっと...」という皆さん。通勤で重要なのは、確かに時間もありますが、その通勤時間をいかに活用できるか、も大切な要素だと思います。ゆったり座って読書や調べもの、メール等が存分にできる1時間と、ぎゅうぎゅうの満員電車でスマホを見ることすらできない30分なら、私なら迷わず前者を選びます。実際、私は以前実家から会社まで長年1時間通勤だったのですが、結婚前の4年間だけ職場近くに住んでいました。通勤時間が20分になったとき、色々便利なこともありましたが、「本や読み物など、インプットの時間が減ってしまった」というのは強く感じました。家でも進んで読書するタイプならともかく、私のように家であまりじっとしていられないタイプや、育児や介護との両立で自分の時間がない人であれば、通勤時間はまさに強制インプットができる時間であり、また一人で心落ち着ける時間でもあり、実は貴重です。

遠距離通勤は、会社によって交通費支給に上限がある、絶対に座って通勤できる保証はない、災害時の帰宅や家族に何かあったときに駆けつけるのが困難、地方は駅近物件が少なく車社会、終電が早い、電車が止まると大変、地域によっては地方独特の習慣があり馴染めない...など、不便な点も多くあるため、全ての人にはおすすめしません。一方、自然やアウトドアができる環境は欠かせないという方や、退職間近で今後は地方で趣味やセカンドキャリアを楽しみたい、子供を伸び伸びとした環境で育てたい、実家近くに住みたい、保育園激戦区で入れない…などのニーズがある方は、遠距離通勤なんてあり得ない!と決めつけず、一つの選択肢になりうるのではないでしょうか?
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